先日、モンゴル人の生徒さんからご紹介いただいた絵本作家、ボロルマーさんの新作の絵本が届きましたよ。
タイトルは「イヌワシ使いのエルジャン」です。
モンゴルの西には険しい山岳地帯があり、そこに住むカザフの人たちは、古来、イヌワシを使った狩りをしてきました。
少年とイヌワシの心の触れ合いや、カザフの雄大な景色や慣習が、ボロルマーさんの温かい表情と繊細なタッチで、描かれてます。
私の田舎、秋田でも鷹匠といって、タカを使って狩りをする慣習が古来ありましたが、現在は残念ですが、なくなってしまったと思います。
人間と自然との関わりかたや、伝統文化の継承の難しさなど、色々なことを考えさせられる、深い作品でしたよ。
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