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  • 執筆者の写真佐藤象寛

国立教室のアメリカ人の生徒さん、アメリカに一時帰国中ですが、祖父の書が見つかり、解読の依頼がありました。李白の「山中問答」を草書で書いた素晴らしい書でしたので、ご紹介したいと思います。

国立教室のアメリカ人の生徒さん、アメリカに一時帰国中ですが、祖父の書が見つかったとのこと、親戚中で読める人がいなくて、解読して欲しいと依頼がありました。


あまりに、素晴らしい書でしたので、ご紹介したいと思います。


生徒さんは、幼少期にこのような素晴らしいお祖父さまの書を目にされて育ったから、書道にすごく熱心で、良いものが身体に染みついたのではないかと、思いました。


時期は、昭和52年初秋、李白の漢詩「山中問答」を草書体で書かれていました。


 「 余に問う何の意ぞ 碧山に栖むと    笑って答えず  心自ずから閑な    桃花流水    杳然として去り    別に天地の  人閒に非ざる有り 」


お祖父さまが、それなりの年齢に達し、自然豊かな環境で暮らすようになり、李白のこの詩のように、俗世間から離れ長閑な生活をして充実している様に、共感されて書かれたのかなと、勝手に思いました。


私も、斯くありたいです。。。




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