” 5 Days Art Challenge ”の第3日目の作品です。
本日は、水墨画の世界にお誘いします。
左の作品は、「飛天」です。”飛天”は、仏様の回りを、音楽や花びらを振る舞いながら飛ぶ天上の人です。仏画は、余計な線を出さずに、絞って最低限の線で表現します。
ちょっと、人間っぽくなりました。。。(笑)
下は、「枝垂れ桜」を、胡粉に少し朱の顔料を混ぜて、洗車用のスポンジを使用して書いてみました。桜は、人生の絶頂期にも喩えられます。それだけに、古人のことも、この時期思い出したりするものです。家族や、ご先祖さま、古くは歴史上の人物、名もなき人々が、同じよう満開の桜を謳歌してきたのです。。。
右の作品は、「鳳凰」です。先日、NHKで平泉の中尊寺の鳳凰のレリーフを紹介していました。それによると、その鳳凰の目は、深く優しさをたたえており、それは、当時の彫金師の人そのものがでたものであると。。。私の書いた鳳凰の目を、見ますと、まだまだ優しさが足りないのがわかりますね。。。