平安時代の歌人「壬生忠岑」の次の和歌を、書いてみました!
「春来ぬと 人はいへども 鶯の 鳴かぬかぎりは あらじとぞ思ふ」
意味は、以下です。
「春が来たと人々は言うが、鶯が鳴かない限りは、まだ春は来ていないと思うのだ」
わたしの感じですと、鶯は春が来た時点ではなく、もっと、どっぷり春蘭満の状態で
鳴いている感触があります。
ですので、わたしにとっては、鶯よりもヒバリが鳴くと、ああ、もう春なんだなぁ~と感じる
んです。
みなさんは、どうでしょうか。。。
変体仮名は、以下のとうりです。
「春きぬと 人者いへ登も 鶯の 那可努可支利者 安らしと曽思ふ」