国文学資料館って、みなさんどこにあるかご存じでしょうか?
たぶん、ご存じない方のほうが、多いとおもうのですが、立川市にございます。
ですので、国立市在住の小生としては、近くて便利なところなんです。
また、内容的なものもあって、展示会そのものの見学者が少なく、非常に静かで
ゆっくり自分のペースで、見ることができて、個人的にはお気にいりの場所なんです。
さて、そこで開催中の、「日本古典文学史」展に行ってまいりましたよ!
これは、書物からたどる日本古典史を紹介しているものです。まあ、個人的に興味の
ありました「粘葉本和漢朗詠集」や、「徒然草」など、大方の文献は、江戸時代の復興本
が多いようでした。
しかしながら、書かれている文書は、写生されたものですので、コピーやスキャナーなど
無い時代、伝承の役割を担ってきた歴代の名もなきかたがたの、ご苦労を思うと、感慨深い
ものがありました。。。
また、新しいところで、興味を引いたのは、地頭さんの土地台帳の書類なのですが、
専用のソフトを自分のスマホに、ダウンロードし、書物の文章にかざすと、翻訳してくれる
のです。
以前、紹介を受けた某大学のソフトに比べると、品質の高さに、雲泥の差がありました。
9月の16日まで開催されておりますので、ご興味のある方はどうぞ。。。