韋応物の春の漢詩の一節「春潮帯雨・・・」を行書で書いてみました!
- 佐藤象寛
- 2016年2月2日
- 読了時間: 1分
日本武道館の書き初め大会で、席書に臨んだ課題です。
韋応物の以下の漢詩を行書で書いてみました。
「 春潮帯雨晩来急 野渡無人舟自横 」
読み方は、以下です。
「 春潮 雨を帯びて晩来急なり
野渡 人無く 舟自ら横たわる 」
意味は、次のとおりです。
「 春の川の流れは、日暮れとなってますます急になり
渡り場には、人の姿は無く、舟だけが横たわっている 」
風景の描写を、見事に表わした一句です。。。
